地域の方が一体となって水源を守ってきた歴史があること、山形市のさまざまな産業の発展に貢献した歴史があることなどが評価されました。
【世界かんがい施設遺産登録とは】
かんがいの歴史・発展を明らかにし、施設の適切な保全を行うために、歴史的・社会的に価値のある施設を認定・登録するものです。令和4年まで17か国142施設、うち国内では28府県47施設、県内では2件目の登録です。※かんがい施設…農地に人工的に水を供給するための施設
【山形五堰とは】
笹堰・御殿堰・八ケ郷堰・宮町堰・双月堰の五つの堰の総称で約400年前に、農業用水、生活用水、山形城濠の導水のため造られたといわれています。馬見ケ崎川から一括取水され、西に向かって枝分かれを繰り返しながら市街地を流下していきます。市街地を網の目のように流れている堰は、全国でも珍しく、山形市の景観の特徴であり歴史的財産です。
今後も、この歴史的遺産である山形五堰を皆さんで守っていきましょう。
問合せ:農村整備課
【電話】内線440
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